2017年から発売延期になってまだ発売前のエースコンバット7について、様々な情報が出てきているが、ここではエースコンバット7公式サイトにアップされている公式動画からゲーム内容・要素について推理してみよう
エースコンバット7公式サイトにアップされている新たな要素についての公式動画について語ってみる
「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」Game Feature Briefing PS4 VR Mode Gameplay Footage
2017/11/01 に公開
この動画はエースコンバット7の本編外に用意されるというPS4, VRモードのデモ動画だ
開始はハンガー、格納庫だ。目の前に3DでF/A-18Fスーパーホーネットがばーん。切り替わってラプタを上から眺めた画像。
エレベーターで搭乗したF/A-18Fが空母飛行甲板にせり上がっていき発艦だ。
下を見ると操縦桿を握る自分の腕、周りには僚機の機影。
交差する戦闘機。
雲に突入するとキャノピーには雨粒
オレもVR特別体験会に参加したがそのリアルさは圧巻であった。オレがやりたかったドッグファイトがそこにあったぜ。
オレのVR特別体験会レポートについてはこちら>エースコンバット7、PlayStation(R) VR特別体験会に行ってきた|無料でエースコンバットインフィニティ攻略
「ACE COMBAT(TM) 7: SKIES UNKNOWN」Game Feature Briefing Post Stall Maneuver
2017/09/20 に公開
河野Pが何かのインタビューで答えていた、『エースコンバット7ではポストストールマニューバができるようにした』と。
さてさて、どういうことだ?
おっと、まず『ポストストールマニューバとは?』であるが。Post Stall Maneuver、つまり直訳すると失速寸前の機動ってことなのだが、これらは架空の機動ではなく実機の機動なのだ。
有名なポストストールマニューバ
ロシア機の推力偏向ノズルを持つSu-37フランカーのデモンストレーションによって広く知られるようになった感があるが、今では固定ノズルでもできるマニューバとして知られている。
要は、失速寸前まで速度を落とし、受ける風圧を利用して機体を回転させたりと動きをコントロールする技だ。このため空気の薄いところでは無理なので低空に限った技ということになるだろう。
・コブラマニューバ
水平飛行から機体速度を失速寸前まで落とし機首を引き上げ、機体腹に受ける風圧でさらに一気に減速する。そのあと機首を下げ通常飛行に戻す。この一連の挙動はほとんど高度を変えずに行われる。推力の調整で機首を上げたまま静止したようにすることもできる。
・クルピッド
コブラマニューバが機首下げで水平飛行に戻すのに対して、こちらは機首上げのあとそのまま後方に倒し込み、その場で後方に一回転させる機動。SKY KID の宙返りみたいなの。
さて、この動画の機動である
最初に登場するのはなんとF/A-18Fスパーホーネット(イエイ!)
敵機に後ろにつかれて、左旋回しながら”フック”(水平飛行でやるとコブラ)を決めている
お次は、フランカーによるクルピッドに、最後は敵機からミサイルを放たれたラプタがフレア(デコイ)を撒きながらクルピッドを決める。
ただしそれは現代の実空戦で役に立つのか?というとまず使われることはないだろうと思われる。機銃空戦のレシプロ機時代における敵機をオーバーシュートさせるテクニックというならともかく、ステルス&ミサイルの時代によー。エースコンバットインフィニティでも敵機が時々かましているが、変なところでやったら格好の的w
しかし、そこはエースコンバットという戦闘機による架空空戦の世界、いいのだ格好良ければ!
しかししかしだ、エースコンバットの歴戦のパイロットなら覚えているだろうし呟くかもしれない『なんだ、またチート技の組み込みか(ハアーー)』
だが、安心しろ、河野Pの言からすると
ACE COMBAT7では、一部の戦闘機において、ゲーム上級者が操作テクニックをより極める新要素としてポストストールマニューバを収録した、とのことだぜ!
ACE COMBAT 7 Gamescom Gameplay Demo with Director Commentary | PS4, XB1, PC
2017/08/23 に公開
河野Pによる、タイフーンでの出撃と実況解説だ!
エースコンバット7では、あらたなオブジェクトとして雲などの環境要素を組み込んだとのことだが、この動画ではそのことについて河野Pが熱く語っている。
戦闘テクニック要素については従来のエースコンバットパイロットにとっては違和感のないものに仕上がるようで(別のところで確認したが、エキスパートモードだけではなく、スタンダードモードも搭載されているぞ)一安心だ。
オレはVRモードを体験したが操作感はエースコンバットインフィニティとほぼ同じだ。
雷雲、キャノピーの雨粒で遮られる視界(うーん、そこはキャノピーにコート剤を塗るとこだと思うが、、、)霧、上昇気流、、、など、従来のエースコンバットにはない大気の動きとかいった要素がぶち込まれている。(これらは大変な労力だったことは想像に難くない)エースコンバットパイロットはいままで空気の存在をまったく意識せずに飛ぶことができていたわけだが、これで今作では対応しなければならない新たな要素が増えたことによって、より戦闘機をコントロールするということに喜びを見いだせるようになっているに違いない。
まあ、不意な上昇下降とかは、不調なコントローラに慣れてるパイロットにとってはなんてことないかもしれんが、、、<オレか^^;
とにかく、河野Pの飛行と解説からこの新たな要素の素晴らしさが十分伝わってくる、良い動画だ。ぜひ見ておいてほしい動画の一つ。
と、ここまで3本の動画について書いてきたが、これらはエースコンバット7における新たな機能や要素について知るいい動画だと思う。
ではでは(^^)/~~
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